NPO法人 日本健康太極拳協会 山梨県支部

当ブログで活動報告を行なっております。

青空太極拳

山梨県支部主催の青空太極拳を、氣の磁場の良い、市川三郷町の会場で行いました。

例年ですと、「支部研修会と集いの会」の予定でしたが、コロナ禍の為、青空太極拳に変更させていただきました。

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当日青空に恵まれ、多くの方々にご参加をいただきました。

長いこと山梨県支部理事としてご活躍いただき、今年で理事を退任された、望月千代子先生、深澤智恵子先生にも、皆さんの前で感謝の気持ちを伝えられたことも、良い思い出になることと思います。

風が強かったのですが、それに負けないくらいの情熱で、青空太極拳にご参加いただいた大勢の皆さんと、準備した役員の皆さんで一つの和になり、楽しくほのぼのとした、幸せなひとときを過ごすことができ、嬉しく感謝をしております。

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今回は、吉川靖志指導員の先導で八段錦前半、太極拳24式を舞いました。

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その後、マスタークラスの皆さんの演舞が行われ、日頃の稽古の成果で、綺麗な舞になりました。

最後に皆さんと三重の輪になり、百花拳を行いました。

輪は和に繋がります。

綺麗な太極拳の輪になり、会場に美しい花が咲き誇りました。

楊名時師家は、この百花拳を、八段錦、24式太極拳と共に、非常に大切にされました。

 

 

楊名時太極拳は動く禅「動禅」とも呼ばれています。

太極拳では心(意思の力)を最重要視しています。

それは心(意思の力)によって氣を運行させなければならないからです。

     “以心行氣 以氣運身”

「以心行氣」心を以て氣を行(めぐ)らせ、「以氣運身」氣を以て身を運かすという格言にあります通り、心で氣を全身に巡らせ、氣で体を動かすというのです。

楊名時師家は太極拳は、“心が7・動きが3”と仰っており、また師家は「稽古した回数ではなく、一回、一回を心を込めて演舞することが大切」と、仰っておりました。

これからも山梨県支部の皆様の和を大切にしながら、丁寧に「心を込めた」太極拳の稽古をしていゆきたいと思います。

お集まりいただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

     山梨県支部長 望月昭三

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