NPO法人 日本健康太極拳協会 山梨県支部

当ブログで活動報告を行なっております。

集いの会・研修会が開催されました

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既報の通り無事、本日 (4/8) 春の集いの会・研修会が、小瀬スポーツ公園武道館 1F アリーナにて 13時半より開催されました。

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前半 30分は、望月支部長から「楊名時太極拳の心」について、ご講話を頂きました (下記資料参照のこと)。

元を正せば、太極拳は東洋哲学の太極思想を取り入れた武術でもありますから、とかく技に目が行きがちですが、一つ一つの所作に対する Why を知っていると知らないとでは、技の質に明確な差が出ます。

今回は、個々の技に対する Why ではなく、楊名時太極拳全体の Why について、楊名時師家の生い立ちから遡り学びました。

一部には「分かりにくい」とのご意見もあったようですが、流派を開くほどの開祖の多くは思想家でもあり、そして思想家はその生い立ちによって形成されますから、師家の有り様を学ぶコトは決して無駄ではないと思います。

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そして、後半は、本部道場より佐藤佳代子先生を講師にお迎えして「八段錦の第二段錦」と「二十四式の 13・14式」をご教授いただきました。

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閉式のあいさつで、笠島支部長もおっしゃっていらっしゃいましたが、技の匠は勿論のコト、多くの人を相手に、惹き付け、飽きさせず、楽しませながら、しかし肝は外さない的確なご指導に「プロフェッショナル」という言葉は、こういう方のために有るのだろうと実感する、あっという間の 2時間でありました。

佐藤先生曰く「太極拳の上達は、踏み面の長い階段みたいなもの。一段上がったら、次の段までが長いの。でも、あるところで、ふっと次のステップに上がる。だから、続けるコトが大事なのね」とおっしゃっていらっしゃいましたが、正にこの研修会が「ふっと次のステップに上がる」と思えるくらいの内容に感じました。

また来年一段飛躍できるコトを楽しみに、今日上がったステップを歩き続けて参りましょうか。

さてもさても、本日は、皆さま、お疲れさまでした。

また、末筆ではございますが、遠方よりご来県いただきました長野支部の皆さま、本当にありがとうございました。

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